御輿

が初めて感謝祭パレードに参加

グレーターヒューストン日本人会副会長 直木純二郎

ヒューストンのダウンタウンで毎年行われている感謝祭パレードに、ヒューストン日本人会がはじめて神輿を担いで参加し、日本の庶民的な文化を紹介して注目を集めた。
この行事は日米協会共催、日本商工会協賛の元に実行されたが、今年夏ごろから計画を立てて関係当局と折衝してきた。日本人が中心とした団体がこのパレードに参加することが初めてであったこともあり、パレードの主催者側も好意的に全面協力してくれ、非常にスムーズな準備が出来た。

ロスの同好会が中心となって


鍵は資金、神輿の輸送と担ぎ指導、当日のボランティア120名を如何に集めるかであったが、全てうまくいった。資金に関してはサタケUSAがメインスポンサーとなり、トヨタを始め複数の企業からの寄付はあったが、一番嬉しかったのは大勢の個人が自主的に寄付をして下さったことだ。個人寄付額は数千ドルに達し、今まで参加経験のない行事なので、事務局としても「失敗をしてはならない」と固い決意を持つと同時に「大切に使わせて頂かなければ」と考え、心を新たに勇気付けられた。 

 

御輿が初めて感謝祭パレードに参加

お神輿をロスから輸送するにあたっては日本通運が担当し、当日の現場までの輸送もご協力を頂き、大変感謝している。また、担ぎ指導はロスの神輿クラブの11名がボランティアで参加して、非常に手馴れた指導で全くのド素人集団を引っ張ってくれた。 前日のハーマンパークでの盛り上がった練習を見て、これは本番当日もいける!と確信をした次第である。 
120名の担ぎ手ボランティアについては、商工会会員各社にもメールで呼びかけさせて貰ったが、感謝祭の前後には生憎旅行される家族が多い為、武道館の方々に協力を仰ぐ一方、ラジオでボランティアの募集を呼びかけたところ、意外にも多くのアメリカ人が集まってくれた。 多くの方々は何らかの形で日本に関心を持っており、神輿についても日本で見たことや、担いだことのある経験者もいた。 その圧巻が三社祭でも担いだことのあるという80歳を過ぎた米国人であっただろう。とにかく怪我のないように祈るしかなく、看護婦さんも手配したが、誰一人怪我をすることもなく、当日は天候にも恵まれ素晴らしい行事となり無事終了した。

  日本人会は発足以来2年を経過したが、宣伝が下手でHoustonに日本人会があることさえ知らない一般の方々が多かったが、この行事を通してテレビ及びラジオで一般的に知り亘った効果が大きく、日本の伝統的な祭りや文化に対して関心を持っている人が想像以上にいることが分かった。また、テレビ中継を行ったKHOUでは日本人会の名前を再三言及し、「ヒューストンは今やMulti Cultural Melting Potになった」と好意的なコメントを付けていたのが印象的であった。
本格的な神輿が見られるなら子どもに、孫に見せたいとして遠くからわざわざHoustonに来られた日系人もいたほどで、日本人が中心となって一緒に何かをやり遂げることの重要さを知った次第である。 最後に本プロジェクトにご協力を頂いた日本総領事館をはじめとして、多くの方々にこの場を借りて御礼を申し上げたい。有難うございました。

アメリカの若者も担ぐ

 

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