PRINCE

8/6,7 @ Toyota Center

トヨタセンター 

コンサートレポート            飯田優幸

 “Wear something PURPLE 2 PRINCE Concert”
ひょんな事から2日目も手にする事となったプリンスのコンサートチケットにはこう記されていた(笑)。今までは、気になる存在だけどその強烈な個性に躊躇して、ハマってまではいなかったプリンス、まさかここヒューストンでお目にかかることが出来るとは思ってもいなかったけど、一言で言うと、とにかくFunky!!もっと言うと、Sexy! Cute! Funny! Cooool!! 十字の形をしたステージの中央からスモークに包まれ現れたプリンスは最新アルバムからの”Musicology”でヒューストンの夜をOpenした。きゅっと引き締まったその小さな体に、めちゃくちゃかわいくてお洒落な衣装をまとい、肩には愛用のギターを下げて現れたプリンスは、文句なくかっこよくて、パワフルかつエレガントなオーラを放ちつつ、びっくりするくらい終始ファンキーだった。とにかく踊る踊る、飛び跳ねる、歌う、叫ぶ、喋る!アップビートな曲の怒涛のメドレーを終えて、前半が終わるとバンドメンバーによるトランペットの素晴らしい演奏をはさみ、そして次に会場のみんなと一点のスポットライトが熱い視線を向けたのは、ステージ中央の小さな椅子に腰掛けたプリンス。熱くて笑えるMCを交えたしっとりギターの弾き語りが終わったら再びプリンスが誇る”real musician”、バンドの登場。観客の中から選ばれた10人くらいの女の子がステージ上で一緒に踊ったり、プリンスもセットのカウチに座って自分が表紙のローリングストーンズ誌を読むフリをしたりと、彼自身もヒューストンの観客とのインタラクションをとっても楽しんでいるのが良く分かった。プリンスとバンドがステージを下りたら、スタンディングオーベーションのアンコール・コールがやまなかった、といよりはそれは夢のような時間を共有してくれたプリンスへの感謝の気持ちの表れにも感じられた。アンコールで出てきたプリンスは衣装を着替えていて、彼のシンボル0(+>

 の形をデザインした紫色のギターを持ち、まず2曲歌い、そして最後に歌ってくれたのは一番私の聴きたかった”Purple Rain”だった。同名タイトルの映画で20年前一躍スターへの階段を上ったプリンスだが、今この目の前で演奏している彼が私にとっての「リアルタイム」のプリンスだった。いつまでも終わらないで欲しいと思いながら聴くPurple Rainは彼の弾くギターの音色と歌声が絶妙で本当に美しく、なんだか泣けてきた。と同時に、目の前でプリンス本人のパフォーマンスを生体験できる幸福に感謝した。プリンスのliveは本当に「生きている」、つまりデジタル化された音ではなく、本物のミュージシャンによる一流の音楽、そして一緒に踊れる、笑える、泣ける、なんといっても彼自体がエネルギーの塊みたいでワクワクした。会場のトヨタセンターを後にするみんなはPurple Rainの最後のコーラス部分を口ずさんでいて、ラジオをつけるとプリンスのリクエストオンパレード、なんていう粋なラジオ局の計らいも手伝って、ヒューストン中がまるでプリンスに包まれたみたいな幸福な錯覚に勝手に陥って、ヒューストン生活でも思い出に残る一晩となった。さて、一旦火のついた私のプリンス熱はどうもなかなか覚めなさそうです。紫色の雨でも降らない限り、、、なんて。
ちなみに、どこが王子様じゃ!とつっこみ入れたくなる読者の皆様にプリ、じゃなくてプチ知識。プリンスというのは芸名ではく、実は本名なんですよ。本名はPrince Nelson Rogers、つまり彼は本当に「プリンス」なんです。とっても彼にふさわしい素敵な名前じゃないですか?!
*みなさんも是非ヒューストンにいる間に素晴らしいアーティスト達に出会って下さい。
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2004everと書かれたT
シャツとツアーパンフレット

 

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