駐妻のヒューストン日記 第七回 水田 初美さん

 
ヒューストンに住んで二年と三ヶ月、結構都会で結構田舎な<qューストンが好きで、ここでの生活をとてもエンジョイしていますが、先日 久しぶりに日本に一時帰国してきました。今日は約一年ぶりの日本で感じたことを書いてみたいと思います。


成田空港に到着、御土産で重くなったスーツケースを押しながら寝不足の体でヨロヨロと歩いていたら、横入りするおじさん登場、いきなり前で立ち止まって動かないおじさんも登場。アメリカですっかり道を譲られることに慣れてしまった私はあまりのマナーの無さ、なぜか全員ものすごく急いでいる様子に唖然としてしまいました。東京に着いたら、とにかく暑い!実家からコンビニまでの徒歩三分の距離で汗だく。まわりを見ても皆涼しい顔で汗なんてかいていない様子。二年のヒューストン生活ですっかり毛穴が開いたのか??地下鉄の駅の階段も辛かった・・。そういえば、帰国する前に「日本で何を着よう?」とかなり悩みました。友達に会って「時代遅れ」と言われちゃたまりません。帰国したのがちょうど九月初旬〜中旬だったので「日本の人は御洒落だから九月に入ったらたとえ暑くても秋物を着ているはず!」と思い込み、ウールのアンサンブルや、ダークな色合いのお洋服を持ち帰りました。ところが日本は まだまだ暑い。見渡しても全員「夏!」。最初は持ってきた夏物を着回していた私も、着るものが限られてきたので思い切って秋物に身をつつんで待ち合わせ場所に行くと、友人から「なんでそんな暑苦しいカッコしてんの?」ときつーい一言。

 

  それにしても、一週間も過ぎればそこはさすが私も日本人、すっかり慣れました。判らない事は何でもすぐ聞けるし、腹が立ったら文句も言えるし・・。何よりやっぱり食べ物が美味しい! 私の実家は京都なのですが、和食が美味しい!新鮮なお魚、旬のお野菜、お寿司・・満喫してきました。
それから、なんと言っても一時帰国の楽しみは久しぶりに日本の友人たちに会えること。忙しい友人たちも「帰ってきた」と言うと「会おう!」と駆けつけてくれ、話が尽きません。最後に別れるときはまた寂しくなって「友達ってほんと宝物だなぁ」とガラにも合わずしんみりしてしまったり。限られた日程でたくさんの友人に会おうとするのでスケジュールがハードになってしまい、去年も今年も最後に体調崩してしまいましたが。また、アメリカに住んでいて心配なのは遠く離れた両親のことですが、こうやってたまに帰国するととても喜んでくれているようで、それを見ると、普段遠いところに住んでいることで心配だったり寂しい思いをさせてしまってるんだろうな、とこれまたしんみり感慨にふけったりしていました。
そんな楽しかった一時帰国でしたが、ちょうどその少し前、以前勤めていた会社の同期で友人の、チリ共和国サンチャゴ市に駐在している大橋之歩くんの息子さんの身に起きたショッキングな話を耳にしました。彼の息子さん、陽佑ちゃんは生後四ヶ月の今年六月、腸捻転による腸閉塞を起こし、小腸の全てと大腸の大部分を失ってしまいました。現在は延命措置としてのTPN法(心臓近くの静脈に埋め込んだカテーテルからの点滴)によって命をつなぎとめています。しかしこの延命手段では、肝臓に大きな負担がかかるため、いつ命を失ってもおかしくないし、成人するまで生きられる確率は極めて低いのです。
 

残された道は腸の移植手術しかないのですが、日本では成功例が殆どなく、また法令により十五歳以下のドナーは認められておらず、陽佑ちゃんの小さな体に合った臓器が提供される可能性はありません。一方、アメリカに於いてはいくつかの大学病院がこの分野で近年目覚しい成果をあげており、腸治療の選択肢として認められています。大橋君は その中でもトップクラスの実績を誇るマイアミ大学ジャクソン記念病院での移植手術を希望していましたが、この手術には約一億円の費用がかかる事が判りました。到底 サラリーマンの大橋君個人でまかなえる金額ではないので半ば諦めかけていたところ、九月上旬、同期や友人が中心となって「陽佑ちゃんを救う会」を結成し、募金活動を開始することになりました。日本では多くの新聞、テレビにも取り上げられ、現在多くの募金が集まりつつあります。私の友人たちも仕事のかたわら街頭に立ち、募金活動を行っているのですが、街頭での募金活動なんて皆初めての経験でとまどっていたところ、本当に多くの方々が暖かい励ましの声と共に募金に協力して下さっているそうで、不良っぽい若者がつかつか近寄ってきて千円札を突っ込んで去って行ったり、「まだまだ世の中捨てたもんじゃない」と実感し、感動を覚えることも多いようです。
私も、友人として、また同じ立場で海外に暮らす人間として何かできることがあればと思い、「陽佑ちゃんを救う会」のみなさんと連絡を取りながら自分にできることを探している毎日です。詳しくお知りになりたい方は、「陽佑ちゃんを救う会」ホームページに、陽佑ちゃんの写真と共に、病状、経緯、日本での記者会見や報道について記載されていますので、どうぞご覧ください。
陽佑ちゃんを救う会ホームページ http://yosuke-chan.web.infoseek.co.jp/
次回は、山田陽子さんです。  

 

 

簡単5つ星

レシピ 

マーサにおまかせ

 

ロースト・ターキー

<レシピ>
(A): シーズニング
Garlic (3 cloves)
Salt (2 tbsp) 
Black pepper (1 tsp)
Sage, Thyme (dried 1 tsp /each)
Honey (1/2 cup) (*) 
Soy Sauce (2 tbsp)
Vegetable Oil (1 cup)
日本酒 (1 cup)
(B):詰め物(首とお腹の空洞)
野菜・果物のぶつ切り:セロリ、たまねぎ、にんじん、パセリ、リンゴ、オレンジなど、、、
(C):バターと醤油のミックス
(D):ターキー

(レシピ投稿者:FDさん)
@ (A)シーズニングを全てミキサーにかけて液状にする。
A ターキーを解凍し、水洗いをする(参:ひとくちメモ)。
B(A)の液状シーズニングを全体(空洞・股・背中全部)にマッサージし、大きめのビニール袋にエア・タイトに包んでしっかりと味がしみこむように一夜おく。
C (B)の野菜・果物を空洞に詰めて、爪楊枝で皮をとめ足を結ぶ。深めの焼き皿に胸を上にしておき、皿ごとアルミホイルを被せてオーブンで焼く(325度)(参:ひとくちメモ)。
D焼きあがる約30分前に、アルミホイルを取って焼け具合をみる。肉からでた焼き汁を鍋に移してグレービーの素にする(参:グレービー)。
E(C)バターと醤油の混ぜ物をハケでターキーの表面に塗る。アルミホイルを取りオーブンに戻してゆっくりとコンガリと焼き上げる。焼きにムラが有る場合は、アルミホイルで焦げてきている部分だけを覆って調整をする。
F焼き上がった後、最低30分はオーブンの外でおいてから、肉を切る。
*グレービー*
@油(またはバター)を熱くして、少しずつ小麦粉を混ぜてルーをつくる。そのルーにDの肉汁(こしたもの)を加えてグレービーをつくる。塩コショウを加えて味を調整。
Aまたは、Dの肉汁(こしたもの)に小麦粉の水溶きでトロミをつける。

<マーサより>
HAPPY THANKSGIVING! 今年もターキーの季節到来ですね。でも、ターキーのお肉ってなんだかポソポソとして、味がなくて。。どうしても美味しいと思えないという方、ぜひこのレシピをお試しあれ!シーズニングに使う日本酒が、淡白な味のお肉に程よいコクをつけ、アルミホイルで被って蒸して焼くので、とてもジューシーなターキーに仕上がりますよ!

 

<ひとくちメモ>
★もともと淡白な味のターキー、シーズニングは濃いめ、ちょっと塩辛いくらいかしら。。と思うくらいが丁度よい。
★ターキーの解凍:大きなターキーだと室温ではなかなか解凍しないので、一日前から台所に出して解凍する。(例えば、お客さんの来る一日前の朝に解凍開始。その夜、シーズニング。お客さんの来る当日に焼く。)
★ターキーを洗う:お腹の空洞に入っている首・肝・スナズリを取り出す。足にプラスチックの留めがねがついていたら取り外し糸で結ぶ。(金具であればそのままつけたままにしておく)
★ターキーを焼く:1ポンドにつき30分の焼き時間が目処。食事を始めたい時間から換算して焼き始める時間を決める。
★アドリブ編:シーズニングのHoneyの代わりに、または一緒に、アップルジェリー、マーマレードを使っても美味しくできます。グレービーにクランベリーソース(PRESERVE)を混ぜても美味しいくでき、見た目も可愛らしいくできます。

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