編:「会社の文化やルールで変えたいものはありますか?」

T:「ずばり服装規定です。ネクタイやスーツは要りません。毎日ビジネスカジュアルとすべきです。」

編:「きちんとした服装をすることは顧客への敬意の表れではないですか?」

T:「ニューヨーク本社もそう言います。でもテキサスで石油、ガスのビジネスをするなら、それは間違いです。私たちもビジネスカジュアルでいた方が顧客もリラックスできるはずです。ネクタイしてお客様のところへ行くと『今日は誰の葬式だい?』とからかわれます。」

編:「日本企業の文化で好きなところは何ですか?」

T:「畳の上で宴会をすることです。日本人と仕事をしたことのある人なら気づいているでしょうが、実際の仕事は宴席で決まることが多々あります。勤務時間中はお互い忙しく十分議論できなくても、夜の宴席で顧客や仕事仲間とリラックスして長時間語り合えば、より理解し合い、親しくなれます。それから宴席では『無礼講』で上司に遠慮なく好きなことを言ってよい、と教えられました。」

編:「『無礼講』はとても危険ですね。信用しない方がよいと思いますよ。」

T:「やっぱり!! 私も実際にそうしてよいものか不安だったので、まだ試していません。」

編:「日本の食べ物で好きな物、嫌いな物を教えてください。」

T:「寿司が大好きです。宴席でも最初から最後まで寿司だけを食べています。日本酒かアサヒスーパードライと一緒に食べる寿司は最高です。ハマチ、ヒラメ、タイ、トロが特に好き。でも嫌いなものがひとつ。それはウニです。日本人が好きなのは知っていますが、あの柔らかい食感が心底気持ち悪くて食べられません。Yuk!!」

編:「最後にあなたのボスについて聞かせて下さい。」

T:「George(堀江さん)は記憶力抜群です。3年前に言った事も、酔っ払って言った事も全部覚えているので時々困ることがあります。決断力があり有能なボスです。あの若さで支店長を勤めるのはたいへんな仕事だと思いますが、

若さで旧来の文化を打破して、より個人に責任と権限を与える体制に変えて欲しいと思います。」

編:「どうもありがとうございました。」

ボスから一言:

堀江支店長(George

堀江「Timは人柄が良く誰からも好かれています。しゃべり出したら止まりませんが、その場が一気に楽しく盛り上がります。クリエィティブで頭の回転が速く、仕事に情熱を持っています。少々high maintenanceですが、、、、、ところで誰かよい結婚相手を御紹介いただけませんか?

 

 

会社紹介

“K” Line America, Inc.  

姫野 圭祐

 

2003年7月30日、初めてこの地に降り立った際の印象はやはり「暑い・・・」の一言。4ヶ月を経てこの原稿を書いている12月初旬、朝夕のみならず昼間の結構な冷え込みに、少々戸惑いを感じております。 本年10月よりヒューストン日本商工会に入会させて頂きました”K” Line America, Inc.の姫野と申します。本誌編集部の方より会社紹介の機会を戴きましたので、紙面をお借りして簡単に紹介させて頂きます。

当社の親会社である川崎汽船鰍ヘ、外航海運業を柱として1919年に神戸で設立された会社です。石油や穀物などの原料類や工業製品などを主として海上輸送を行う会社の性格から多くの方にはあまり馴染みが無いかと思いますが、街中を大きなトレーラーがコンテナを引く姿をご覧になった事はおありではないでしょうか。そのコンテナを海上輸送するコンテナ船、石油やLNG・LPGを輸送するタンカー、穀物や鉄鉱石などを運ぶばら積み船、自動車の輸送に活躍する自動車専用船など、現在では約350隻の船舶を運航、世界各地に100を超える自営拠点を展開しサービスに努めております。

 

当社”K” Line America, Inc.は、その前身となる米国現地法人の名称を変更し、業務を引き継ぐ形で1990年に設立されました。日本から海外への業務シフトが大きく進む中で当社も成長し、コンテナ船・自動車船の営業活動のみならずマーケティングや船舶の運行業務も加え、バージニア州リッチモンドに在る当社本社の下15ヶ所の北米内拠点で活動を行っております。

 

 当社ヒューストン事務所は約15年前(当社前身の現地法人時代)に日本人駐在員を廃止、以来ローカルスタッフ十余名でコンテナ船業務を行って参りました。ここに変化が訪れたのは、米国をはじめ大西洋を取り巻く各国のエネルギー事情の変化ゆえの事です。現在米国でLNG(液化天然ガス)の輸入プロジェクトが数多く計画されている事をご存知の方もいらっしゃるかと思います。エネルギー産業の中心地であるヒューストンで、私共のLNGや原油など各種資源の海上輸送の経験をもってお役に立てぬものかと、本年7月より新たな活動を始めた次第です。

  

 さて、最後に個人的なお話を少し。野球やカヤックなどのスポーツに加え、赴任にあたり最も楽しみにしておりましたのは、本場(の近く?)のブルースを聴ける事。ニューオリンズ等へ足を延ばす前に、まずはヒューストンでライブハウス探しを、と情報誌を目で追っております。

  ヒューストン日本商工会の皆様には今後多々お世話になることと存知ますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

約350隻の船舶を運航

 

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