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『肥満と病気を永久に追放する究極な健康法』 − 松田 麻美子 (ヘルス・エデュケーター、ヘルス&ニュートリション・コンサルタント) − |
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今日肥満が世界中で深刻な問題となっています。太っていることは喫煙や飲酒、貧困以上に強烈に健康にインパクトを与え、寿命を縮めてしまうからです。研究によれば、肥満は心臓病や脳卒中、糖尿病、さまざまなガン(乳房、前立腺、大腸、すい臓、肝臓ほか)、関節炎、呼吸障害、うつ病ほか、予防可能なさまざまな病気と密接に関係しているといいます。 アメリカでは毎年30万人の人々が、肥満に関連する病気のために、寿命よりもずっと早く亡くなっていきます。実にアメリカ人のおよそ80%は過体重(体重/kgを身長/mの二乗で割った体格指数BMIが25以上)、33%は醜い肥満体(BMI30以上)です。その結果、肥満に起因する国の経済への負担金も、年間1000億ドルを超えているといいます。 私たち日本人は、これをアメリカ人の問題だと言って、無視してはいられません。40歳以上の日本人男性の3人に1人、50歳以上では2人に1人が過体重なのです。食の欧米化と共に、日本人の間にも肥満は急増中です。特にアメリカに住む私たちは、アメリカ風の食事やライフスタイルの影響を毎日強烈に受けていますから、食生活に関しては、日本に住んでいたとき以上に細心の注意を払う必要があります。欧米風の食事やライフスタイルにとっぷり漬かっているアメリカ在住の日本人は、日本在住の日本人よりもずっと、心臓病や脳梗塞、糖尿病、乳ガン、前立腺ガン、大腸ガンなどになるリスクが高いことを、移住研究が証明しています。 肥満の傾向は洋の東西を問わず、子供たちの間でも一般的となっています。欧米風の食事をする子供たちの少なくとも25%は過体重か肥満です。その結果、心臓病やU型(成人型)糖尿病の予備軍が、すでに小学生たちにさえ現れているのです。欧米風の食事をしていると、生後9ヶ月の赤ちゃんの大動脈に、すでに脂肪の筋が現れ始め、3歳までにはすべての子供たちの動脈に、脂肪によるダメージが形成されているといいます。これが大人になるまでにはプラクを形成して動脈を詰まらせ、心臓発作や脳卒中を引き起こすことになるのです このような状況に対応して、アメリカではダイエットや減量関連産業が、年商330億ドルの市場に膨れ上がり、巷にはさまざまなダイエット情報が行き交っています。中でも一番の人気は、アトキンズ・ダイエットです。タンパク質中心の食事をし、炭水化物食品(穀類、イモ類)はとらないという、肉やチーズが大好きなアメリカ人にとっては大歓迎のこのダイエット法は、一時的な効果はあるものの、永久減量を約束することが証明されているわけではないばかりか、代謝のアンバランスを引き起こしたり、腎臓障害やガンのリスクを高め、命を落とすこともあるという非常に危険なアプローチであることが、最近明らかになってきたため、米政府は早急に警告を出すことを検討しています。 |
アトキンズ・ダイエットや低インスリンダイエット(Low Glycemic Index Diet)よりもずっと安全かつ効果的で、ひと月に楽々10〜20キロも減量でき、しかも、リバウンドの心配がなく、スリムになった体型を永久にキープすることができる方法があります。それはナチュラル・ハイジーンと呼ばれるライフサイエンス(生命科学)の理論です。 これは代替療法を目指すアメリカの医師たちによって1830年代に系統立てられた、病気を予防し、健康を保つための理論で、その歴史のルーツは、古く古代ギリシャにまでさかのぼります。ヒポクラテスやピタゴラス、アルキメデスといった偉大な医師や哲学者らによって始められ、その弟子たちによって受け継がれてきた究極の栄養健康学の理論です。ひもじい思いや面倒なカロリー計算、GI(グリセミック・インデックス)値リストなどは一切不要、元手もまったくかかりません。『聖書』や『風邪と共に去りぬ』と並び、世界の名著二五選に選ばれている『FIT FOR LIEF』(邦訳『ライフスタイル革命』キングベア−出版社刊)で紹介されたのがきっかけで、世界中に支持者を増やし、今日では世界で最も科学的、かつ確実な健康法として高く評価されています。 この教えに従えば、体重の問題から開放されると同時に、持病とあきらめていたさまざまな病気や障害も驚くほど改善されていきます。30キロやせた、花粉症や喘息などのアレルギーから開放された、血圧、コレステロール値、血糖値、尿酸値が正常以下に下がった、消化障害や生理痛、慢性関節リュウマチなどの苦痛から開放された、疲れなくなった、全身にエネルギーが満ち溢れてきた、子供が病気をしなくなった、集中力が出てきて、学校の成績が上がった、キレること(ADHD Attention deficit hyper activity disorder=注意力欠損/多動障害の症状)がなくなった、などなど、信じられないほどうれしい体験をしている人々が世界中にたくさんいます。 この理論について、私が日本人向けにわかりやすく解説した本が、最近日本で話題を呼んでいます。それは『常識破りの超健康革命』と、『子供たちは何を食べればいいのか』です(いずれもグスコー出版社刊)。生涯スリムで健康な体を保つポイントは、体の中を常に清潔に保つことにあります。体重や健康上のさまざまな問題で悩んでいる人は、体の中を清潔に保てないような食事やライフスタイルをしているからです。言い換えれば、現代人の多くは、体の組織を詰まらせるような食品*をたくさんとり、体の浄化に役立つ食べ物*の摂取量が極端に少なく、さらに体の浄化を妨げるような食べ方*をしているために、代謝副産物(老廃物)や有害物質(環境汚染物質や食品添加物、農薬ほか)が速やかに排泄されていかず、長い年月をかけて蓄積されて、肥満やさまざまな病気を引き起こすことになるのです。 |