知ってますか??

在ヒューストン総領事館 奥村

総領事館で広報文化を担当しております奥村です。

今回は貴重な紙面をお借りして「日米交流150周年」についてPRさせて頂きます。「150周年」って何の事?と思っている会員の皆様、最後まで読んでくださいね。

 

 

1.150年前の出来事を思い出してみよう!

最初に歴史のお話をさせて頂きます。まずは150年前を思い出してみましょう。150年前と言えば1853年です。この数字を見てピンと来たら、あなたは日本史が得意だったですよね(笑)そうです、ペリー提督が4隻の黒船で浦賀に来航した年です。私はNHK大河ドラマ「徳川慶喜」を思い出します。ドラマで放送されていたとおり、黒船を見た浦賀住民は本当に大騒ぎしたことでしょう。

 

ペリー提督(Commodore Matthew C. Perry)は1794年に米国マサチューセッツ州にて生まれました。父親は海軍軍人で海軍大佐の要職に就いていた方です。ペリー自身も海軍軍人となり、1837年に大佐昇任後、1846年に始まったメキシコとの戦争では、メキシコ湾艦隊司令長官として多くの軍功を残しております(この戦争により、テキサスが米国の領土になったことを考えると、「米国テキサス州」にとっては、ペリーは歴史的重要人物ですよね)。

 

1852年3月に東インド艦隊司令長官に就任、1853年7月8日(嘉永6年6月3日)、浦賀に来航し、久里浜でフィルモア米大統領からの親書を手渡します。翌1854年2月13日(嘉永7年1月16日)、再び来日し、3月31日(3月3日)、横浜で日米和親条約を締結しました。(以上の内容は「横須賀市立図書館ホームページ」を参考にさせて頂きました。更に興味のある方はhttp://www.yokosuka-lib.jp/へどうぞ!)

 

ちなみに、ペリーが江戸幕府との交渉を行う際に、「江戸に近い港湾に艦隊を進め、脅威を与えること」「幕府役人には高圧的な態度でのぞむこと」「彼らは相手が弱いとみるとつけあがり、強いとみると卑屈になる」という情報を持っていたそうですが、本当であれば、日本人としてちょっと複雑な気分ですね。でも、歴史的事実として、ペリーは日本を国際舞台に導いた恩人でもあるわけですので、感謝の気持ちも忘れてはいけませんよね!?

 

2.「日米交流150周年」の推進

日本政府では、2003年から2004年にかけて「日米交流150周年記念」の年と位置づけて、米国や日本各地で記念事業を行うなどの取り組みを通じて積極的広報を行い、日米のパートナーシップを更に強いものにしていきたいと考えております。

「150周年」の意味は2つありまして、2003年のペリー来航150周年及び2004年の日米和親条約締結150周年の両方を記念するものであり、実は「2度おいしい」効果を狙っているものです(笑)。

全米レベルでも、在米日本大使館と全米日米協会連盟が中心となって、様々な取り組みを検討しています。また、この度、記念ロゴや「150周年」専用ウェブサイト(http://www.japanus150.org/)も出来上がりました。当総領事館としても、この「日米交流150周年」を広くヒューストン市民の方々に知って頂き、少しでも日本への関心が高まればと思っており、様々な日本関連のイベントなどの機会を利用して、「150周年」を広報していきたいと考えております、

会員の皆様も是非、当地市民の方とお話する機会には、この「150周年」を話題のネタにしていただければ嬉しいです(笑)。また、150周年の広報に当たってのアイディアや広報にふさわしい日本関連イベント情報を募集しておりますので、ご協力よろしくお願いいたします(私のemailアドレスakihiro.okumura@cgjhou.orgまでお気軽に!)。

(参考情報)

ご存じの方も多いと思いますが、現在、Museum of Fine Arts, Houstonで「日本写真史展」が開催されています。実は日本に「写真」を持ち込んだきっかけはペリー来航でして(1854年ペリー2度目の来日の際、同行した写真家により写真撮影が日本で行われたのが、日本の「写真史」の始まりと言われています)、来年が日本写真史でいう「150年目」の年であります。

この写真史展には歴史的に貴重な200点にものぼる写真が展示されており、見応え十分ですので、皆様も是非御覧頂き、日本近代150年の歴史に触れてみませんか。開催は4月27日までです(本原稿が掲載される頃には、残り期間が少なくなっているはずですので、皆さんお早めに!)。詳しくは美術館ウェブサイトhttp://www.mfah.org/までどうぞ。

 

ここまでお読み頂いた皆様、ありがとうございます。これで皆様も「ペリー通」になれたでしょう!?

「日米交流150周年」の推進に当たり、今後ともご協力よろしくお願いいたします。

 

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