A2002年版商工会ディレクトリーについて

今週末に業者が納品するので、来週会員企業へ配布する予定。

 

 B補習校30周年記念映画会

補習校及びJEIH補習校運営委員会が補習校創立30周年記念映画会を主催する。

場所: 補習校校舎(Westchester Academy for International Studies)オーディトリアム

日時: 6月22日午前9:15〜11:00、午後12:45〜2:30

 

 C事務局及び図書館運営日程について

商工会・補習校事務局及び三水会センター図書館は7月4日(木)〜7月12日(金)まで夏季休暇のため閉所となり、13日より通常通り業務開始。   

 

日本の政局の現状と展望

前川 直行(JETRO Houston)

5月14日(火)、ウェスティン・オークス・ホテルにて開催されました朝日新聞論説委員の薬師寺 克行氏による「日本の政局の現状と展望」という講演会がありました。その概要を主催者であるヒューストン総領事館からご提供いただきましたので以下のとおりご報告します。しかし、ヒューストン日本商工会定例理事会で同氏が行ったブリーフィングでは、もっと辛辣な意見が飛び出し興味深かったとの意見も聞いておりますので、理事会に出席された方でメモを取っておられた方がいらっしゃれば是非ガルフストリームに寄稿をお願いします。尚、同氏は「日本政治 再生の条件」山口二郎編著(岩波新書)にて、政治学者山口氏のインタビューに答え「やはり必要なのは政権交代です。小泉政権の誕生で自民党が変わる、と単純に言い切ることはできません。小泉政権は下手をすると、自民党を延命させるだけに終わるかもしれない。」などとコメントしています。ご関心のある方は是非オンラインでご購入ください。

日本が過去10年以上にわたり不況から抜け出せずに低迷している理由の大きなひとつに、いわゆる「鉄の三角形」といわれる政界・産業界・官僚の癒着構造があげられる。ブッシュ大統領風に言えば、これこそ「悪の枢軸」である。この「鉄の三角形」を断ち切り政治改革が遂行されなければ経済再建もあり得ない。

現在、日本の政策決定の過程において政治家と官僚間のバランスに変化が見られている。最近の各省庁の不祥事も手伝い、官僚組織の影響力が縮小されており、他方、政治家の影響力が大きくなりつつある。

日本の政治改革においては、次の4つの必要条件が挙げられる。

・ 首相は国を管理すべきである。

・ 首相は与党の妨害を排除すべきである。

・ 情報収集に長けている政治家とともに官僚が、政策決定に取り組むべきである。

・ 政党の再編成が、永田町外部の新しい人材を政府に吹き込むことを目的として行われるべきである。

外国で学んだり、いろいろな経済活動の経験をつんできたりした若手の優秀な政治家の出現により、日本のこれまでの古い政治体制は変わりえる。

諸外国とのより安定した関係をつくることが次世紀に向けての日本の目標である。

その後活発な質疑応答がなされた。

これに関連してですが、カレル・ヴァン・ウォルフレンの「人間を幸福にしない日本というシステム」(新潮社)という本を最近になってからようやく読むことができました。「しかたがない」という諦めが、最もよくないと本書において指摘されております。それが政治の不在、官僚の権力拡大、ひいては日本に暮す個人の幸せを損なっているとのことです。ということで、海外にいても選挙に積極的に参加しましょうというしごくまっとうな呼びかけで締めくくりたいと思います。

 

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