ボランティア委員(Satake USA, Inc.)

「え!?もうこっちに向かってるぅ?!」 11/12(火)午後2:00過ぎ、ジョン万次郎テキサスサミットの初日、待ちに待った百余名の日本人参加者達が到着する日のことである。幸か不幸かコンチネンタル直行便は予定より早くIAHに到着、コンチネンタル航空さんの特別手配によって速やかにイミグレを通過、紛失・破損した荷物は1つもなく、何の混乱もないままバスに乗り込み、団体は予定時間よりも大幅に早いペースでインターコンチネンタルホテルに向かっていた。一方ホテル側は前日満室だったこともあり、部屋の手配が間に合わない!鍵が揃っていない!ホテルで待機していたボランティアは泡を食っていた。途中でバスの運転手に電話を入れ「お願いだからゆっくり走ってくれ!」と懇願。ようやく鍵を受け取り、約100枚の鍵を死にもの狂いで仕分けして封筒に入れ、チェックインテーブルに並べ終わった!と思った瞬間に1台目のバスがロビー前にスーっと入ってきた・・・危機一髪!

平静を装いながらニコニコと参加者を受け入れる「Welcome to TEXAS!!」 ・・・さてこれから1週間どーなることやら・・・一抹の不安がよぎる。

2日目、この日はNASAとKemah観光ツアー。ヒューストンに来たのだからNASAはいかなくちゃ(他に何があるのかこんな田舎に)と思った102名が参加。予約制完全プライベートトラムツアーは出発前に席が足りなくなり、おかしいな、そんなはずはないと慌てたが、よ〜〜く見てみると我々の団体とは一切関係のないアジア系の観光客オヤジ3名がどさくさに紛れ込んで座っていたことが判明(何度頼んでもトラムから降りてくれなかった)、NASAがすばやく2台目の小型バスを用意してくれて事無きを得た。ツアーでは将来NASA勤務希望という宇宙工学専攻の大学生を始め多くの参加者が積極的にガイドに質問、そして総領事館勤務でボランティア委員の山元真貴子さんの完璧な通訳により充実度100%であった。どさくさオヤジ3名もツアー後半にはすっかり皆と親しくなりニコニコと一緒に写真を撮って楽しんでいた。

 

3日目午前6時に自宅の電話が鳴る。「病人が出た、日本語が分かる医者を探せ!」とのこと。なんで私が・・と眠い目をこすりながら電話番号リストの在処を伝える。旅の疲れからか風邪を引いたらしい。たまたまホテルに居合わせたボランティアのフローレンス菅野さんが病院に付き添ってくれ、その後病人を彼女の自宅で預かってくれることになった。同日午

 

前中は宇宙飛行士の向井千秋さんとケビン・クレイゲルさんを迎えての講演会「Working Together Among the Stars」が行われる。前日と同じく、一番前の席を陣取っていた積極的な学生達が会場を盛り上げてくれる。御忙しい中でも個別質問、写真撮影などに応じてくださった宇宙飛行士御二人、そしてヒューストンならではの講演会を企画運営して下さった総領事館関係者の方々にお礼を申し上げたい。

同日夕方からは開会式とカクテルパーティー、そして総領事公邸での歓迎パーティーが催された。波多野敬雄財団理事長からご挨拶頂き、ヒューストン子ども合唱団のパフォーマンス、テキサス州のダンス「スクウェアーダンス」(誰が決めた!?)等を満喫。公邸では主催の天野総領事にお言葉を頂き、会食。参加者は「またとない機会を得られて大変光栄」と大喜びであった。また当交流サミット創立者の1人でもある自由党党首小沢一郎氏の飛び入り参加もあり、夜遅くまで多いに盛り上がる。

 

さて4日目。約130名が5つの都市に分かれてメインイベントのホームスティを始める日である。とにかくみんな無事に送り出してゆっくりとした週末を迎えたいと切実に思う。1番目のバスが朝6:30にオースティンに向けて出発。フローレンスさん宅で一足早くホームステイを体験していたラッキーな(?)病人も復帰して一行に戻ってきた。その後ナカドーチェス、カレッジステーション、ヒューストンとバスは順調に出発、最後はサンアントニオ行きのバスを残すだけ。さぁ出発!「あれ?1人足りない!?」何度確認しても1名足りないのだ。慌ててホテル中探し回る。いない!宿泊していたはずの部屋に電話、スペアキーを貰って部屋に侵入、と考えられるだけの行動を取るがそれでもいない!ギャラリアで買い物でもしているのかもしれない、とにかく30分待ってそれでも現れなかったらもうバスを出してしまおうと決断。30分経過するがまだ見つからない。とうとう1名欠けた状態でバスはサンアントニオに向けて出発した。さてこれからどうする・・どこかで事故にあっているかもしれない、警察に届けるしかないかと話し合っていた時、ホテルのフロント係が「ちょっと待って、彼は●号室ではなく▲号室では?」と今度は▲号室に電話を掛けた。いた!!寝過ごしていたぁ?!とにかく病気や事故でなくてよかったと安心すると同時にバスに電話をかけ、どこかで待機して貰うように指示。そこまでボランティアが自家用車でぶっとばし乗車させる。大幅の遅刻でサンアントニオに到着した一行はその後荷物紛失というハプニングもあったがなんとかホームステイの週末を迎えた。

 

5